1005:ボケ味を楽しむ中望遠『 Voigtlander PORTRAIT HELIAR 75mm F1.8 』

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今回レビューするのは、フォクトレンダーの『Voigtlander PORTRAIT HELIAR 75mm F1.8』をご紹介いたします。フォクトレンダーのフルサイズ用交換レンズとして初となる「球面収差コントロール機構」を搭載した大口径マニュアルフォーカス中望遠レンズで、リングの操作でアンダーコレクション(補正不足)およびオーバーコレクション(補正過剰)の状態をコントロール可能にしており、今までにない多彩な振れ幅のボケ表現を生み出せるというもの。アンダーコレクションではピントの芯は不明瞭(ソフトフォーカス)になりハイライト部分のフレアも発生し後ボケはなだらかな描写に。それに対しオーバーコレクションにした画像ではピントの芯は残り、後ボケは硬くバブルボケのような画になります。理想的な光学設計の視点からはネガティブな要素として捉えられていたそれらを写真表現につなげた、チャレンジングな1本です。今までにも「NOKTON classic 35mm F1.4」や「NOKTON classic 40mm F1.4 SC VM」など意図的に球面収差を発生させたレンズがありましたが、本レンズの球面収差はそれらの約10倍ということで、収差を活かした描写を楽しみたい方におすすめです。ぜひご覧ください。

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